海洋プラスチックの問題とは、ポイ捨てされたり適切な処分がされないことにより海に流されプラスチックごみが海洋汚染や生態系に及ぼす影響を問題視したものです。
軽量で加工がしやすく丈夫であることから、プラスチックはレジ袋やペットボトルのほかにも、プラスチック製のストローやスプーン、おもちゃや釣り糸などといったあらゆるものに利用されています。
海に流出するプラスチックのゴミの量は世界中で年間800万トンという試算や2050年には海洋プラスチックごみの重量が魚の重量を超えることが予測されています。
また、日本は島国のため多くのごみが海岸に流れ着きます。それらのプラスチックの排出源は主に東アジアや東南アジアであるという推計も出ていますが、地域よっては日本製のプラスチックごみが多い場所もあります。